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2016/06/15 【Wed】

涙の中には傘がいっぱい。

『家主と地主』7月号、本日発売です!

さて、
「競艇少女」のころ、こんなことを担当編集と話していた。

「論理的(前段階とちゃんとつながっている)に考えるのは、最後に跳躍するため」

論理的な考えを、つないで伸ばしていくと、そこは「助走スペース」になる。
「助走スペース」が上手く出来ていると、最後のジャンプがよく跳べる。
物語のクライマックスは、前段階とつながってなくていい。
むしろ跳ばなくちゃいけない。その「跳躍」が、面白いし感動するんだ。

論理的積み重ねからの「跳躍」。
コレは、僕の経験知(経験値じゃないよ)なので、よく分からないかも知れませんね。

なので、例を。

   ねぇおかしいでしょ若いころ
   ねぇ滑稽でしょ若いころ
   笑いばなしに涙がいっぱい
   涙の中には傘がいっぱい

島倉千代子の「人生いろいろ」です。

解釈
 若い時は辛いことがいっぱいあって。
 それを強がって笑い話にしようとして。
 でもホントは泣いている。

で、「涙の中には傘がいっぱい」と来る。
ちょっと唐突なフレーズです。まさに「跳躍」です。
それゆえにとても印象深い。

「傘」は「親切、他人の助け」という意味だろう。

解釈
 辛いことがたくさんあって、泣いてばかりいたんだけど
 そのたびに、傘に入れてくれる親切な人に出会ったのだ。

で、サビにつながる、と。

   人生いろいろ 男もいろいろ
   女だっていろいろ 咲き乱れるの

ほう、「傘に入れてくれる親切な人」は、いろいろな男だったのか。

それにしても「いろいろ」とは雑だなぁ、とは思う。
「咲き乱れる」ってエロじゃん、とも思う。
でも、
「涙の中には傘がいっぱい」
この一行が、この歌を下品にならないところにとどめてるのだ。

これが、論理的積み重ねからの「跳躍」のチカラなのです!

   ・
   ・
   ・

とまぁ、これで終われればよかったんですが。

この歌をよく知る方は、ずっとツッコミをいれていただろうと思います。
「歌詞が違う!違うってば!」

長い間、
「涙の中には傘がいっぱい」
だと思っていたんですが、そうではなかった。

ほんとうの歌詞は
「涙の中に若さがいっぱい」
ですって! ええ!? マジで?

   ねぇおかしいでしょ若いころ
   ねぇ滑稽でしょ若いころ
   笑いばなしに涙がいっぱい
   涙の中に若さがいっぱい

解釈
 若い時は辛いことがいっぱいあって。
 それを強がって笑い話にしようとして。
 でもホントは泣いている。
 そして、それが若さだ。

これでは、ほぼ何も言ってない!

『論理的積み重ねからの「跳躍」』をどうしてくれるんだ!
そして、オレの感動を返してくれッ!!!!!
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